2023年3月の祝日に、5歳の娘を連れて大分市にある高崎山自然動物園に行ってきました。
高崎山の雨の日のサルは、山から降りてくるのか?気になりませんか?
今回、高崎山自然動物園に行った目的は「高崎山70年の歴史で初めてB群のボスザルとなった「ヤケイ」を見ること!」でした。
他県から旅行で訪問していたのですが、あいにくの雨。
サルは山から寄せ場に降りてこないのではないかと心配していました。
でも心配いりませんでした!
雨の日でも、高崎山のサルは寄せ場に降りてきます!
この記事では、高崎山の雨の日の様子やメリット、注意点などをご紹介していきます!
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高崎山の楽しみ方は「野生サルを間近で観察できる」だけではありません。
高崎山にいるサル達のストーリーや恋模様を事前に頭に入れて行くと、楽しさ倍増です!
実際に恋愛模様を見ることができなくても、目の前にいるサルの恋愛やストーリーをスタッフさんが色々教えてくれるんです。
是非、「高崎山」に行く際は、この記事を読んでから行ってみてください!
高崎山のサルは雨の日寄せ場に降りてくる?
高崎山自然動物園には、現在野生のニホンザルが977頭生息しています。
そのうちB群が640匹、C群が337匹です。(A群は2002年消滅)
私が行った日は、どしゃ降りの雨の日でしたが、B群のサル達が寄せ場に降りてきていました。
高崎山自然動物園の入口前にどのサルが降りてきているか看板で確認できます。
サルは雨が嫌じゃないの?
雨に濡れたら体温が低下しそうですが、サルは汗腺が少なく汗をあまりかかないため体温の急激な変化が無いようです。
雨に打たれながら眠そうにするコザルです。
雨の日のサルの寄せ場の様子
エサが振舞われると、サルはちゃんと沢山集まっていました。
雨の日に楽しめたこと
雨の日にメリットなんてない!と思われるかもしれません。
でも、雨の日だってメリットあるんです!
①観光客が少ないため、餌やり時のスタッフさんを独り占めできる!
雨の日の最大のメリットは、お客さんが少ないことです。
予定変更して、高崎山のサルを見に来ました。
— 点心/勅使河原P (@tensin72) June 11, 2022
雨のせいか、餌まきを観光客ワタシ1人で見させていただく、ある意味贅沢な時間(その後、数組いらっしゃる)。
2枚目の写真の、いちばん右でデカい顔してるのが、群れのリーダー(ロバートさんとおっしゃる)。 pic.twitter.com/sv8u8wTT31
高崎山自然動物園のスタッフさんは皆さん気さくにお話ししてくださいます。
雨の日は、お客さんが少ないので“スタッフさんの独り占め”ができます。
高崎山自然動物園、一番の見どころは「サルの餌やり」です。
コムギは30分おきに、サツマイモは各群れ1日1回です。
この日はB群だけなので16:00以降に1度だけサツマイモの餌やり予定。
特にサツマイモの餌やりは見ものだそうです。
こちらは「コムギ」の餌やりです。
餌やりの度に、スタッフの方が解説やえさ場にいるサルの紹介をしてくださいます。
その「スタッフさんの話」が面白いんです。
②雨の日ならではのサルの「雨宿り」「水たまりバシャバシャ」「幽霊ポーズ」が見られる
雨の日ならではの高崎山のサルの姿があります。
「サルの雨宿り」
雨の日もサルは外に出ていると書きましたが、雨宿りしているサルも沢山いました。
下の画像は、冬場にストーブのカバーとして使用していた小屋で雨宿りしているサルです。
男子トイレの軒下に雨宿りしながら遊んでいるサルも。
「サルの水たまりバシャバシャ」
子ザル達が盛んに水たまりをバシャバシャするのを見かけました。
とっても可愛かったです。
高崎山の子猿。生後1年。水遊びをしているのではなく、水溜まりの中に落ちているエサをさがしているのです^_^#高崎山 #oita #oitatrip #japan #japantrip pic.twitter.com/HHH2IWhzLL
— 集まれ大分犬民 (@oitatrip) December 12, 2018
「幽霊ポーズ」
「雨の日特有の幽霊ポーズですよ」とスタッフさんに教えていただきました。
下の画像は、幽霊ポーズをしているサルです。
実は、このサル、あの「ヤケイ」です。
「ヤケイに会うこと」が目的でしたので、達成できました!
高崎山70年の歴史で初めてB群のボスザルになったという史上最強の女子ザルです!
(※スタッフさんにお尋ねすると居場所を教えてくれました)
ただ、何故でしょう・・・浮かない顔をしています。
お客様休憩所に入ってみました
この日、お客様休息所では、「第1号赤ちゃんの名前募集」をしていました。
今年ならではの名前を考えて書きました!
背後に視線を感じて振り向くと…
窓から私をのぞき見しているサルがいました。
思わず吹き出しました。
雨の日の「高崎山自然動物園」の様子を動画で撮りました
実際に行った時の様子を動画で撮りましたのでご紹介します。
雨の日に楽しめなかったこと
サルの寄せ場には、保育園があります。
高崎山「さるの保育園」に子ザルがいなかった
雨の日は保育園、ほぼ利用されていませんでした。
本来のサルの保育園利用方法です
- 山から降りて「寄せ場」に来た母ザルは、この「サルの保育園」に子どもを置いていく
- コザルは、遊具で遊びまくる
- 母ザルはぶらぶら自分時間を楽しむ
- 夕方山に帰る前に、母ザルが「サルの保育園」にコザルのお迎えに来る
- 我が子を抱っこして山へ帰る
ちなみに、保育士ザルはいません。
それほど寄せ場を信用しているんでしょう。
下の画像は、晴れの日に遊びに行った時の「さるの保育園」の画像です。
下の画像は、今回雨の中撮影した「さるの保育園」です。
保育園に預けている母ザルいないんですねぇ…
今回は、子ザルをギューっと抱いたお母さんが、軒下で雨宿りしているのを沢山見かけました。
高崎山自然動物園「雨の日」に注意したいこと
雨の日は、カッパの着用+傘をおすすめします。
娘と私はカッパを着用していましたが、主人はカッパを着ていませんでした。
雨の日でもどうしても、おサルさん達をスマホで撮りたくなっちゃうんですよね。
主人がカッパ無しだったので、帰りに確認したら服がビショビショに濡れていました。
足元についてですが、「ぬかるみ」はありませんでしたが、やはり多少濡れました。
旅行中は長靴を持ち歩いていないと思いますので、子どもの分だけでも百均などでサンダルを買えば良かったなと思いました。
時間・料金
営業時間:9:00~17:00
最終入園時間16:30まで
定休日 なし(年に数回程度、臨時休園あり)
電話番号:097-532-5010
入園料一覧
入園料(お一人様) | 一般入園料 | 団体入園料(30名以上) |
大人 | 520円 | 420円 |
高校生 | 520円 | 370円 |
小・中学生 | 260円 | 210円 |
小学生未満 | 無料 | 無料 |
【年間パスポート】1,000円
(下記特典あり)
- 購入時に高崎山オリジナルトートバッグをプレゼント
- 高崎山自然動物園が発行する楽しいおサル情報などが掲載された通信をお届け
- 年間パスポートを所持されている方の同伴者4名までは入園料が2割引(大人420円 小中学生210円)
- 隣接する水族館「うみたまご」に入館する場合は、年間パスポートを所持されている方及び4名様まで入館料割引
(大人2400円 小中学生1200円 幼児4歳以上750円)
大分市内の小学生・中学生は無料です。名札や生徒手帳の持参をお願いいたします。
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を、お持ちの方とその介護者(1名)については入園料・さるっこレールが無料となります。
入園窓口にて、ご提示をお願いいたします。福祉施設等団体で、ご利用の場合は事前に減免の申請をお願いいたします。
【モノレール(さるっこレール)料金】
往復110円 (片道のみでも110円)
※小学生未満は無料
高崎山自然動物園のアクセス・駐車場について
高崎山自然動物園のアクセス
所在地:〒870-0802 大分県大分市神崎3098-1
【バス】大分駅より約25分、「高崎山」下車
【車】大分駅より約25分
高崎山自然動物園の駐車場
高崎山・うみたまご共通駐車場:約800台
普通車・軽四輪車 420円
大型車 1,050円
国道10号線海側に「第1駐車場」、山側に「第3駐車場」があります。
※混雑時には海側に「第2駐車場」、山側に「第4駐車場」を開場いたします。
食べ物の持ち込み・周辺レストラン・滞在時間について
食べ物の持ち込みについて
「高崎山自然動物園」は食べ物の持ち込みはできません。
ビニール袋や紙袋は、サルにエサを持っていると勘違いされ奪われたり襲われたりする可能性があります。
実際に、外国人の方がお子さんにお菓子を与えようとして、スタッフさんに注意されていました。
入口に、荷物を預けるロッカーがあります。
隣接する「おさる館」にフリースペースがあり、そこで自由に飲食できる椅子とテーブルがあります。
この日はお客さんが一人もいませんでした。
周辺レストランについて
レストランは、隣接する「おさる館」の1階に「おさる茶屋」があります。
「お猿茶屋」のメニューです。
飲食提供時間が16:00までで、この日は終わっていました(泣)。
滞在時間・所要時間について
私たち家族は入園入口に入ってから戻ってくるまで「高崎山自然動物園」に滞在したのは1時間半でした。
その後、「おさる館」に移動して30分程遊んで帰りましたので、「おさる館」で食事をする人はもう少し長い所要時間になると思います。
さいごに
今回は、あいにくの雨で「もしかしてサルに会えないのでは?」と不安でした。
意外にもサルはちゃんと寄せ場に来て、コザルは水たまりで水を弾いて遊んだり、エサを探したりしていました。
あの有名なメスのボスザル「ヤケイ」に会うこともできましたし、スタッフさんから、今の勢力関係やモテないサル「オオムギ」の話など面白い話を教えてもらえました。
雨の日の高崎山自然動物園、「アリ!」です。
観光客の方で、雨の日の高崎山のサルについて知りたい方の役にたてましたら嬉しいです。
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