梅シロップは簡単で、「青梅」と「氷砂糖」を混ぜるだけです。
ところがネット検索すると、「お酢」を入れるレシピと「お酢なし」レシピが存在します。
何が違うのか、効果と味の違いを調べるため、2023年6月、同時に「お酢あり」「お酢無し」を作ってみました。
この記事を読むと以下のことがわかります。
- 梅シロップの「お酢あり」「お酢無し」の違い
- 梅シロップの材料
- 梅シロップの作り方
梅シロップの「お酢あり」「お酢無し」の違い
![梅シロップの入った瓶の画像。お酢が入った梅シロップとお酢が入っていない梅シロップの瓶が並べてある](https://www.50age.site/wp-content/uploads/2023/06/6日後.jpg)
お酢の効果
お酢の効果です。
- 酸性のお酢は微生物の増殖を防ぐため、殺菌効果・腐敗防止効果があります。
- お酢のクエン酸によって疲労で蓄積した乳酸を分解し、疲労回復効果があります。
- 梅のエキスが出やすくなるため早く梅シロップができる。
「お酢あり」「お酢無し」見た目の違い
![完成した梅シロップが2つのグラスに入っている。一つが「お酢無し」一つが「お酢あり」どちらも同じ濃さの色で変わらない。](https://www.50age.site/wp-content/uploads/2023/06/お酢いりお酢なし.png)
グラスに入れた「お酢あり」と「お酢無し」の梅シロップの見た目の違いはありませんでした。
濃さも同じです。
「お酢あり」「お酢無し」味の違い
お酢が入っている梅シロップと、お酢が入っていない梅シロップで味の違いはあるのでしょうか?
同時に同じ梅で作って実際に飲んだ感想です。
「お酢あり」「お酢無し」味の違いはあります。
- 「お酢あり」の味は、酸味があってサッパリしています。
- 「お酢無し」の味は、コクがあって甘みが強いです。
ちなみに私はお酢が苦手ですが、この「お酢あり」の梅シロップは美味しくいただけます。
鼻につくツンとした感じがほとんど無いからかな、と思います。
![](https://www.japan-kyushu-guide.com/wp-content/uploads/2023/02/解説 アイコン-150x150.png)
今回、二つを同時に作って飲み比べたから味の違いを感じたけど、そこまではっきりした味の違いではなかったよ。
![](https://www.japan-kyushu-guide.com/wp-content/uploads/2023/04/ライオン(キューン)-150x150.png)
![](https://www.japan-kyushu-guide.com/wp-content/uploads/2023/04/ライオン(キューン)-150x150.png)
![](https://www.japan-kyushu-guide.com/wp-content/uploads/2023/04/ライオン(キューン)-150x150.png)
私はお酢が苦手だからどうかなって思ってたけど、飲みやすいし腐敗防止にもなるから来年からは「お酢あり」にする予定。
梅シロップの材料
![市販で販売されていた氷砂糖1キロと青梅1キロの画像](https://www.50age.site/wp-content/uploads/2023/06/青梅と氷砂糖.jpg)
![市販で販売されていた氷砂糖1キロと青梅1キロの画像](https://www.50age.site/wp-content/uploads/2023/06/青梅と氷砂糖.jpg)
青梅=氷砂糖は、同量と覚えているとわかりやすいです。
今回私は梅販売している地元のお店で購入しました。
青梅1㎏が540円で、氷砂糖がスーパーで430円でした。
保存容器は分解して洗浄できるセラーメイトがおススメです。
青梅1キロに、セラーメイトのサイズは4リットル容量のものを使用しています。
梅シロップの作り方
梅シロップの作り方は非常に簡単です。
①青梅のヘタをとる
![](https://www.50age.site/wp-content/uploads/2023/06/青梅ヘタをとる.jpg)
![](https://www.50age.site/wp-content/uploads/2023/06/青梅ヘタをとる.jpg)
青梅のヘタを一つ一つ取っていきます。
![](https://www.japan-kyushu-guide.com/wp-content/uploads/2023/02/考え込むひよこ アイコン-150x150.png)
![](https://www.japan-kyushu-guide.com/wp-content/uploads/2023/02/考え込むひよこ アイコン-150x150.png)
![](https://www.japan-kyushu-guide.com/wp-content/uploads/2023/02/考え込むひよこ アイコン-150x150.png)
面倒な作業っていえばコレくらいだよ!
もしヘタが取れない時は?
![](https://www.50age.site/wp-content/uploads/2023/06/ヘタがとれない時.jpg)
![](https://www.50age.site/wp-content/uploads/2023/06/ヘタがとれない時.jpg)
上画像みたいに、青梅はヘタがはりついて取れないことがあります。
これを無理に竹串でほじっても梅を傷つけるだけです。
私は、気にせずこのまま使用します。
![](https://www.japan-kyushu-guide.com/wp-content/uploads/2023/04/ライオン(ニヤニヤ)-150x150.png)
![](https://www.japan-kyushu-guide.com/wp-content/uploads/2023/04/ライオン(ニヤニヤ)-150x150.png)
![](https://www.japan-kyushu-guide.com/wp-content/uploads/2023/04/ライオン(ニヤニヤ)-150x150.png)
今までこのような梅を入れて私は味の違いを感じたことないよ~
神経質にならなくて大丈夫だよ
②青梅を洗う
![](https://www.50age.site/wp-content/uploads/2023/06/梅を洗う(青梅).jpg)
![](https://www.50age.site/wp-content/uploads/2023/06/梅を洗う(青梅).jpg)
たらいなどに青梅を入れて洗います。
③青梅を消毒し、乾かす
![](https://www.50age.site/wp-content/uploads/2023/06/パストリーゼをかける(青梅).jpg)
![](https://www.50age.site/wp-content/uploads/2023/06/パストリーゼをかける(青梅).jpg)
④青梅を冷凍する
![](https://www.50age.site/wp-content/uploads/2023/06/冷凍庫に入れる(青梅).jpg)
![](https://www.50age.site/wp-content/uploads/2023/06/冷凍庫に入れる(青梅).jpg)
しっかり乾燥させた青梅を冷凍庫に入れ冷凍させます。
⑤容器を消毒する
![](https://www.50age.site/wp-content/uploads/2023/06/瓶を消毒する作業.png)
![](https://www.50age.site/wp-content/uploads/2023/06/瓶を消毒する作業.png)
容器を消毒します。
我が家はパストリーゼを使用しています。
※パストリーゼは手指消毒に使用したり、食品に直接噴霧することも可能です。
⑥冷凍した青梅と氷砂糖を入れる
![](https://www.50age.site/wp-content/uploads/2023/06/青梅 お酢あり無し.jpg)
![](https://www.50age.site/wp-content/uploads/2023/06/青梅 お酢あり無し.jpg)
氷砂糖と梅を交互にいれます。
⑦お酢を投入
![](https://www.50age.site/wp-content/uploads/2023/06/青梅 お酢を投入.jpg)
![](https://www.50age.site/wp-content/uploads/2023/06/青梅 お酢を投入.jpg)
お酢を入れたい方はここでお酢を入れます。
お酢は梅の重量の10~20%と言われています。
※梅1㎏であれば100~200mlです。
⑧冷暗所に保管する
![](https://www.50age.site/wp-content/uploads/2023/06/青梅 冷暗所に保管.jpg)
![](https://www.50age.site/wp-content/uploads/2023/06/青梅 冷暗所に保管.jpg)
発酵防止のため直射日光や高温を避け、冷暗所に保管します。
⑨1日1回ゆする
![手作りしている梅シロップで「お酢入り」の瓶と「お酢無し」の瓶の画像。どちらも梅と氷砂糖を入れて2日経過しているところ。](https://www.50age.site/wp-content/uploads/2023/06/2日後.jpg)
![手作りしている梅シロップで「お酢入り」の瓶と「お酢無し」の瓶の画像。どちらも梅と氷砂糖を入れて2日経過しているところ。](https://www.50age.site/wp-content/uploads/2023/06/2日後.jpg)
1日1回シロップが全体に行きわたるようにクルクル回してゆすります。
⑩7~10日後、梅を取り出す
![手作りしている梅シロップで「お酢入り」の瓶と「お酢無し」の瓶の画像。どちらも梅と氷砂糖を入れて6日経過しているところ。](https://www.50age.site/wp-content/uploads/2023/06/6日後.jpg)
![手作りしている梅シロップで「お酢入り」の瓶と「お酢無し」の瓶の画像。どちらも梅と氷砂糖を入れて6日経過しているところ。](https://www.50age.site/wp-content/uploads/2023/06/6日後.jpg)
全部の梅がシワシワになって氷砂糖がとけたら、腐敗防止のため梅を取り出します。
⑪梅ジュース完成!
![梅シロップと炭酸で割ったジュースがグラスに入っている画像](https://www.50age.site/wp-content/uploads/2023/06/梅ジュース.jpg)
![梅シロップと炭酸で割ったジュースがグラスに入っている画像](https://www.50age.site/wp-content/uploads/2023/06/梅ジュース.jpg)
美味しい梅シロップジュースの出来上がり!
冷蔵保存であれば1年、常温であれば3ヶ月保存可能です。
![](https://www.japan-kyushu-guide.com/wp-content/uploads/2023/02/考え込むひよこ アイコン-150x150.png)
![](https://www.japan-kyushu-guide.com/wp-content/uploads/2023/02/考え込むひよこ アイコン-150x150.png)
![](https://www.japan-kyushu-guide.com/wp-content/uploads/2023/02/考え込むひよこ アイコン-150x150.png)
うちはだいたい2か月以内に両方の瓶が空になります。
\梅干し作り挑戦にご興味のある方はこちら↓の記事もどうぞ!/
コメント